体の不調の原因は、腸内細菌の不足
うちの子は発達障害です。今は、5年生になって(世間的にみればまだまだですが)だいぶ落ち着いてきました。
うちの子は生まれた時からずっとおかしかった。ほんとに何もできなくてお話もできなくてわたしは、どうしてうちの子は、変なんだろう?何もできないんだろう?ってずっと思ってました。でもようやく分かりかけてきました。
【POD】GAPS 腸と心の症候群 自閉症、統合運動障害、注意欠陥障害、難読症、注意欠陥・多動性障害、鬱病、統合失調症のための自然療法
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この本は、ホントにすごいです。発達障害をお持ちの親の方にはぜひぜひ読んでいただきたい一冊です。
発達障害の原因は腸にあるというんですが妙に納得なんですよね。
この本を書いた人のお子さんもやっぱり重度の発達障害で、主に食事で発達障害を改善されたそうです。
全ての病は、はらわたに始まる。
ヒポクラテス(BC460~370)
(冒頭文から)
腸から栄養を吸収して全身(脳にも)に栄養をおくるんだと思うと、考えてみればそれもそうだなと。
自閉症の子の消化管のレントゲン写真を撮ったら
「過剰分流出症候群」という症状が出ます。
大量の古い大便が、彼らの消化管の壁に隙間なくべったりくっついているのです。
その状態が何か月も続くことで、すべての寄生虫、病原菌が絶え間なく大量に生産する毒性の物質が、子供達の血流へ常に吸収されていることになります。
腸が栄養を吸収するところなのに腸壁がべったり便で覆われていたらどんなにいい栄養をとっても吸収することができず身にはならないです。
こんなにも、食べ物があふれている時代にうちの子は栄養不足だったということなんです。
いろいろて食べても、腸が吸収していないから脳にも栄養が届かず何もできなかったのではないかと思うんです。
でもどうして便が出なかったんだろうと不思議に思いました。
この本によると、
善玉菌の代わりに病原菌が腸の吸収面に陣取っていると、エンテロサイト(腸の表面)が不健康になる。
エンテロサイトは継続的に生まれ変わる。その生まれ変わりの頻度は、腸内細菌の善玉菌により舵をとっている。
善玉菌の種類や数で腸壁が生まれ変わって結局、便の排泄量もかわってくるってことではないかと思います。
良い栄養をとることも大事だけど、しっかり吸収するために毎日排泄することもすごく大事だと思います。